コンクリートで舗装された高山右近の碑へ続く区道=志賀町末吉

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高山右近の碑へ道整備、志賀・末吉区 福者認定控え、来訪者増を期待

北國新聞(2016年1月1日)

 戦国時代のキリシタン大名、高山右近の碑がある志賀町末吉の住民は、碑へ続く区道を整備した。右近は今年、カトリックで最高の崇敬の対象とされる「聖人」になる前段階の「福者」に認定される見通しで、右近を慕う人々の来訪を見越し、コンクリートで舗装して安全に歩けるようにした。住民は碑周辺の清掃活動も進め、記念の日を迎える。

 志賀町には、前田家の客将だった右近が追放先のフィリピン・マニラで没した後、孫の一人が帰国して末吉に移り住んだとの伝説があり、十字架の形をした碑が立っている。右近の子孫とされる高山豊次さん=同町代田(しなんた)=方には、高山家が右近の子孫であることを示す掛け軸もある。

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