新潟県内のすし職人が提供する特上にぎりずし「極み」

新潟県内のすし職人が提供する特上にぎりずし「極み」

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新潟市中央区 すし「極み」 旬のネタここだけの味

新潟日報(2016年1月6日)

 2016年は「新潟市の食 元年」-。4月に朱鷺メッセで開催される「G7新潟農業大臣会合」に向け、市内では地元の食の魅力を紹介するイベントがこれから本格化する。国家戦略特区の農業特区にも指定され、新潟市の食材や食文化を国内外にアピールするさまざまな仕掛けも進行中だ。市内8区で自慢の農水産物や加工品、料理を紹介し、「食」に関わる人たちの思いも聞いた。

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 ノドグロ、ナンバンエビ、ブリなど旬の地魚がずらりと並ぶ本県独自の特上にぎりずしメニュー「極み」。中でも寒い時期のノドグロは、脂がのっていて口の中にふわっと甘さが広がっていく。

 「極み」はトロ、ウニ、イクラ、ナンバンエビ、白身を基本にして、そのほかあん肝やズワイガニ、マイカなどの地魚を各店が仕入れ状況に応じて提供する。計10貫で、値段は3千円(税抜き)。「極み」の呼び掛け人で、県すし商生活衛生同業組合の吉沢俊哉常務理事(56)は「普通はこの値段では食べられないメニュー」と胸を張る。

 自慢のネタの味を引き立てるのが、本県オリジナルの「南蛮エビ醤油(しょうゆ)」だ。「極み」の中のナンバンエビ専用で、醤油の香ばしい香りがエビのうまみを引き立てる。

 吉沢さんらが「新潟に来ないと食べられないものをつくろう」と、県水産海洋研究所と新潟漁業協同組合と協力して開発した。とても希少なため市販されておらず、市内の参加店などでしか味わうことができない。

 中央区の「せかい鮨」には、東京や埼玉など首都圏を中心に、多くの観光客が訪れ、そのうち9割以上が「極み」を注文するという。最近は、海外のツアー客の間でもインターネットを通じて人気が広がり、韓国、台湾、中国などからの客足も伸びている。

 吉沢さんは「極みを食べて、新潟にはこんなにおいしい食材があるんだということをあらためて感じてほしい」と話している。

<極み> 新潟市の政令指定都市移行を記念して、2007年度に市内30のすし店が提供を始めた。現在は市内24店舗、県内では約60店舗で食べることができる。

 売り上げは年々増加し、初年度の約2万2千食から、14年度は約4万6千食と倍増した。大手回転すしチェーン出店などの影響で苦戦していた参加店も、「極み」の人気上昇で持ち直しているという。

 市内ホテルの宿泊や往復新幹線などがセットになったお得な商品も販売している。詳細は「新潟すし三昧極み」ホームページを参照。

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