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松本市、「超広域」で誘客 札幌・鹿児島市と協力

信濃毎日新聞(2016年1月8日)

 松本市は、交流都市協定を結ぶ札幌、鹿児島両市と連携して海外誘客(インバウンド)を目指す「超広域観光ビジット3」で、海外への事業展開に乗り出す。2月下旬〜3月上旬にフランス、タイ、香港、台湾の4カ国・地域で、3市の見どころを紹介するテレビ番組を放映。それぞれの旅行業者を3月中に招き、県営松本空港(松本市)発着のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)便を活用して3市を結ぶ広域観光ルートを体験してもらい、誘客拡大につなげる。

 ビジット3は、昨年2月に札幌市で3市長が鼎談(ていだん)した際、松本市側が3市を空路などで巡る構想を提案したことからスタート。本年度は、松本市が国から受けた地方創生関連交付金2100万円と、市拠出の1千万円の計3100万円で実施する。番組を通じ、松本市の国宝松本城と城下町など3市の歴史や文化、自然などを紹介する。

 事業は、富裕層旅行者が多い台湾や香港、経済成長に伴い旅行需要が高まっているタイに加え、松本城などが人気で来訪者が増加傾向にあるフランスからも誘客を目指す。例えば、台湾からの旅行者の場合、直行便がある鹿児島か札幌に入国。その後、松本を中継拠点にして3市間を巡るルートを提案し、各国・地域の旅行業者に旅行商品を作ってもらう。

 海外への事業展開について、札幌市観光文化局は「外国人旅行者に人気の(東京〜関西を結ぶ)ルートに比べても、日本らしさの残る3つの地方都市が連携すれば発信力がある」、鹿児島市観光交流部は「バリエーション(変化)がある旅を提案できる」とそれぞれ期待。松本市の前沢弘一観光温泉課長は「外国人旅行者にとって魅力的な新観光ルートを地方から提案したい」と話している。

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