来店客に高岡と天神信仰との関係について説明する沢田さん(左)=大仏茶屋

来店客に高岡と天神信仰との関係について説明する沢田さん(左)=大仏茶屋

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高岡の天神信仰知って 「大仏茶屋」に掛け軸飾る

北日本新聞(2016年1月8日)

 高岡大仏の近くで昨年8月にオープンしたお休み処(どころ)「大仏茶屋」(高岡市定塚町)の和室に天神様の掛け軸が飾られている。同市では毎年1月に山町筋一帯で「山町筋の天神様祭」(北日本新聞社共催)が行われるなど、天神・菅原道真への信仰が強い。掛け軸は今月末まで飾り、訪れた人に高岡の伝統文化を伝える。(高岡支社編集部・野村達也)

 県内では長男が生まれると、道真が描かれた天神様の掛け軸や人形を正月に飾る風習がある。加賀藩主の前田家が道真の末えいを名乗り、天満宮を手厚く祭ったことが町民に広まったとされる。高岡大仏周辺地域は山町筋と合同でイベントを開くなど交流が深く、ともに高岡の天神信仰を広く伝える契機にしようと今回企画した。

 掛け軸は育児用品や節句人形を扱う「ベビープラザ サカヰヤ」(高岡市坂下町、酒井敏行店長)から譲り受け、大仏茶屋の店内奥にある和室に掛けた。大仏茶屋の近くにある高岡信用金庫東部支店と塩谷昆布店からも飾りを提供してもらった。

 大仏茶屋の女将(おかみ)、沢田真弓さん(51)は市内の旅行会社でツアーガイドをしていた経験を持ち、「お客さまと高岡について話すきっかけになれば良い」と喜ぶ。同店を訪れた富山市北新町の小川知美さん(35)=埼玉県出身=は「富山県の文化を知ることができて良かった。歴史を感じますね」と満足そうに話した。

 大仏茶屋の営業時間は午前10時~午後5時。月曜定休。問い合わせは、電話0766(54)6678。

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