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冬咲く「アイスチューリップ」1万本 安曇野の国営公園

信濃毎日新聞(2016年1月9日)

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区は、冬に咲くように開花時期を調整した「アイスチューリップ」1万本を展示している=写真。赤、黄、オレンジ、紫など9種類の鉢植えを、園内のあづみの学校多目的ホールに並べ、お花畑を作った。

 今季は暖冬で日中の気温が10度を超える日もあり、開花はやや早め。9〜11日の3連休にちょうど見頃になるという。咲きすぎないよう暖房を使わず、室内を15度以下に抑えている。

 7日に夫と訪れた山梨県韮崎市の鈴木詩織さん(37)は「雪が降る日にきれいなチューリップが見られるとは思わず、新鮮だった」と楽しんでいた。アイスチューリップの展示は3年目。今年は期間を1週間延ばして24日まで(12、18日は休園)。

 あづみの学校では、今年の干支(えと)にちなみ、同公園に現れた野生の猿のユーモラスな姿を職員が撮影した写真33点も展示している。

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