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「真田大博覧会」長野で17日開幕 「貴重な史料」初公開へ

信濃毎日新聞(2016年1月13日)

 江戸時代に松代藩真田家10万石の城下町だった長野市松代町の真田宝物館などで17日、NHK大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地をPRする催し「体感!!戦国の絆信州松代真田大博覧会2016」が始まる。市は12日、ドラマの主人公の戦国武将真田信繁(幸村)の書状を初公開すると発表。12月12日までの期間中の催しへの来場者数は17万人を見込んでいる。

 真田宝物館の特別企画展はドラマの進行に合わせ、会期を四つに分けて開催。17日〜4月4日のプロローグ「信濃の武士の関ケ原、大坂の陣」では、約90点を入れ替えで展示する。

 初公開史料の「弁知行宛行状(べんちぎょうあてがいじょう)」(個人所蔵)は、信繁(弁は幼名)が1585(天正13)年6月、新たに従った家臣に現在の千曲市の土地を与えるとの内容。信繁の書状は全国で7通のみ現存しており、関ケ原の戦い(1600年)後の蟄居(ちっきょ)以前の書状はこの1点だけといい、同館の降幡浩樹学芸員は「貴重な史料」と評価している。

 また、信繁が姉の村松殿に宛てた自筆の手紙(小山田恒雄氏所蔵)は、大坂冬の陣後の1615(慶長20)年1月、冬の陣を生き延びた心境が書かれている。現物の展示は数十年ぶりという。

 このほか、いずれも同館所蔵の信繁の父真田昌幸所用「昇梯子(のぼりばしご)の具足」や、信繁の画像などが並ぶ。降幡学芸員は「全国各地から真田にゆかりのある史料を一堂に会し、展示替えをしながら本物を体験してもらう。初公開の史料をメーンにアピールしながら誘客につなげたい」。催しの実行委会長の加藤久雄・長野市長は「松代に現存する真田家ゆかりの文化財を全国へ向けて大いに売り出す機会にしたい」と話している。

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