真田幸村の甲冑を紙で精細に再現した立体模型

真田幸村の甲冑を紙で精細に再現した立体模型

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「真田幸村」細密な紙製模型 東御のメーカー商品化

信濃毎日新聞(2016年1月14日)

 東御市の玩具メーカーが、上田市ゆかりの戦国武将、真田幸村(信繁)をイメージした紙製の立体模型を商品化した。その生涯を描くNHK大河ドラマ「真田丸」の放送開始に合わせ、大坂夏の陣(1615年)で幸村が着用したとされる甲冑(かっちゅう)「赤備え」をモデルに細密に表現した。

 「ダイヤブロック」などで知られるカワダ工業が、紙製立体模型の「ペーパーナノ」シリーズで「真田幸村」として発売。100以上の部品の輪郭に沿って赤や金色の台紙にレーザーで切れ目が入っており、これらを切り離してピンセットで折り目を付け、接着剤で組み立てる。完成した模型は高さ14・5センチ。開発リーダーの中田浄栄(きよひで)さん(61)は「レーザー照射で部品に浅く溝を掘り、細部の折り目を表現するなど質感にこだわった。外国人観光客の目も意識した」とする。

 税別で1180円。大手家電量販店やインターネット通販で取り扱うほか、17日に上田市の上田城跡公園内にオープンする信州上田真田丸大河ドラマ館でも販売する。

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