福井県内が本格的な寒さに見舞われる中、鯖江市西山動物園では、ボリビアリスザルが園舎のストーブで暖をとっている。愛らしい姿が、来園者の人気を集めている。
ボリビアリスザルは中米コスタリカから南米ボリビアにかけて生息。寒さに弱く、同動物園では昨年11月にストーブを入れた。冷え込みが厳しくなった今月に入って、ストーブの周りによく集まるようになったという。
みぞれが降った14日も、サルたちは寒そうに手をすり合わせたり、ストーブを囲む鉄柵に体を当てたりしていた。
同動物園の担当者は「今年はさる年で、臨時営業した正月三が日も人気だった。縁起がいいといわれており、多くの人に見に来てほしい」と話していた。ストーブは4月ごろまで設置される。