NHK連続テレビ小説「まれ」の舞台となった輪島市の「まれ」ロケ地マップが15日、完成した。朝ドラ効果を維持しようと観光モデルコースを地域、テーマ別に4種設定し、好みに応じたロケ地巡りを楽しめるようにしている。同市は首都圏でマップを配布する観光宣伝を行い、誘客につなげる。
輪島市と輪島商工会議所に事務局を置く「まれ」地域活性化実行委員会が5千部製作した。新年度、さらに増刷する。市内のロケ地と珠洲市の揚浜(あげはま)塩田の計22カ所をドラマとの関わりが分かる解説付きで紹介している。
モデルコースは市街地、ドラマ上の設定の「外浦(そとら)村」、大沢・門前・皆月、伝統文化の4種で、所要時間や移動手段なども細かく記した。地図を見ながら、コースを回ることができる。
ドラマに登場した美容室のセットを展示する朝市休憩施設が5月に完成予定で、この施設も掲載した。