さまざまな灯火器を紹介する特別企画展の会場

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真田太平記に登場、灯火器を紹介 上田の武石ともしび博物館

信濃毎日新聞(2016年1月17日)

 上田市下武石の武石ともしび博物館で17日から、特別企画展「真田太平記にみえる灯火器展」が始まる。同市ゆかりの戦国武将真田信繁(幸村)が主人公のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせ、真田氏を題材にした小説「真田太平記」(池波正太郎さん著)に登場する「火矢」など約70点を紹介する。

 大河ドラマの放送で真田氏に注目が集まる中、実際に使われたたいまつや燭台(しょくだい)といった「灯火器」に関心を持ってもらおうと企画した。展示品は基本的に同館の所蔵品だが、火薬が入った筒を矢にくくり付けた火矢など、企画展に合わせて文献などを参考にして再現したものもある。

 同館の児玉裕二館長は「真田太平記を読んだことがない人も、戦の中にもさまざまな種類の明かりがあったということを知ってほしい。灯火器を通して真田氏の歴史に興味を持ってもらえばいい」と話している。

 特別企画展は12月25日まで。午前9時〜午後4時。高校生以上400円。中学生以下200円。上田市などの上田地域定住自立圏域内に住む高校生以下は無料。月曜日と、祝日の翌日は休館。問い合わせは武石ともしび博物館(電話0268・85・2474)へ。

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