「あったか雑炊・鍋まつり」で提供された雑炊と鍋料理=かほく市内の飲食店

「あったか雑炊・鍋まつり」で提供された雑炊と鍋料理=かほく市内の飲食店

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鍋や雑炊53種を食べ比べ かほく四季まつり開幕

北國新聞(2016年1月17日)

 かほく四季まつり「冬の味くらべ―あったか雑炊・鍋まつり」(北國新聞社特別協力)は16日、かほく市内の飲食店26店で始まった。各店がまつり期間限定の雑炊や自慢の鍋など、過去最多に並ぶ計53種類を用意し、訪れた客は熱々の料理に舌鼓を打った。2月14日までで、市まつり実行委員会は抽選やスタンプラリーも行い、各店の食べ比べを楽しんでもらう。

 まつりは、1930(昭和5)年に小型複葉機で三大陸単独横断飛行を成し遂げた、かほく市出身の飛行家東(あずま)善作が、米国でチャプスイ(中国風雑炊)店を営んでいたことにちなみ、毎年冬に行われている。

 参加飲食店は居酒屋、フランス料理店、すし店など多岐にわたり、市特産のサツマイモ「かほっくり」やカニ、干しブドウなどを使った雑炊や、クッパ、ポトフ、鴨(かも)鍋など各店こだわりの品が400~3780円で提供される。「善作雑炊」や、市出身の哲学者西田幾多郎にちなんだ「哲学雑炊」など、ユニークな名前の料理も用意された。

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