実家に開設した製麺所で、開発したうどんを紹介する黒田さん

実家に開設した製麺所で、開発したうどんを紹介する黒田さん

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上市の食材で特産うどん 役場OBの黒田さん商品化

北日本新聞(2016年1月19日)

 上市町役場OBの黒田保廣さん(60)=同町湯崎野=は、本場の讃岐うどんを学んだ経験を生かし、上市産ショウガや地酒を練り込んだうどんを開発した。商品を販売するほか、自宅敷地内の実家を自ら改装して3月にうどん店を開く予定で「地元の食材の味を生かしたい」と意気込んでいる。

 黒田さんは町産業課長として商工業振興に当たる中、自ら町の特産品を作りたいとの思いが強くなり一昨年、定年を前に役場を退職。香川県にある県立うどん学校で調理法を学んだ。製造販売会社「笑(わら)ふーず」を昨年秋に立ち上げ、実家の一角に構えた製麺所で妻の浩子さん(55)と製造している。

 生麺の風味を残したもちもちの食感が特徴で、味は生うどん、ショウガ、純米酒、ヨモギの4種類。ショウガ味は、市場価値が乏しいとされていた種ショウガを粉末化して練り込み、ショウガの味と香りが残る。純米酒味は同町の地酒「白萩」を入れ、軟らかな食感となった。

 開店する「おきつね庵」では既存の味のほか、地元の山菜や野菜を入れたメニューを並べる予定だ。黒田さんは「上市ならではの味にこだわっていきたい」と話している。

 うどんは同町のカミールやつるぎの味蔵、富山市のそよかぜ農産物直売所で扱う。

 問い合わせは笑ふーず、電話076(473)2551。

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