鮮やかなルビー色の「生き生きするビーツスムージー」と原田さん

鮮やかなルビー色の「生き生きするビーツスムージー」と原田さん

長野県 伊那路 グルメ

ビーツスムージーで生き生き 伊那の健康指導教室、地元産使い開発

信濃毎日新聞(2016年1月20日)

 無農薬・無化学肥料で栽培した根菜のビーツなど、伊那谷の農産物で作ったスムージーを伊那市西春近の健康指導教室が売り出した。ビーツはロシア料理の赤いスープに使われ、スムージーも鮮やかなルビー色。教室代表の原田信子さん(51)は、抗酸化作用や疲労回復効果を期待し、「ビーツのおいしさや機能性の高さを知ってもらい、地元で頑張る農家の応援にもつなげたい」と話している。

 ビーツは市内で有機農法に取り組む若手農家が栽培。スムージーにして飲んでいた原田さんが「手軽に飲めるように」と商品化を目指した。

 ビーツに含まれるアミノ酸群、葉酸といった栄養素の量などを確認しながら、駒ケ根市産のイチゴ、飯田市産のリンゴを加えて試作を重ねた。下伊那郡喬木村の小池手造り農産加工所に加工を依頼し、昨年末に完成した。

 糖類無添加で、あっさりした甘さ。200ミリリットル瓶入り750円(税別)で、1食で半量ほどが適量という。原田さんはヨーグルトや甘酒と混ぜることも薦めている。

 商品名は「生き生きするビーツスムージー」。伊那市や松本市、東京などのスーパーや飲食店で扱っている。問い合わせは原田さんの教室ナチュラルダイエットクラブ(電話0265・72・1731)へ。

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