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南信州の食や民俗芸能PR 銀座で2月キャンペーン

信濃毎日新聞(2016年1月23日)

 飯田下伊那地方の魅力を発信するイベント「いいとこなんだに南信州キャンペーンin銀座」が2月12〜14日、東京の県情報発信拠点「銀座NAGANO」で開かれる。南信州広域連合が主催。バレンタインデーに合わせ、飯田の和菓子や市田柿などの食をPRし、伊那谷の民俗芸能も発信する。

 12日は、飯伊地方の野菜ソムリエのグループがイベントを担当。午前11時と午後1時から2回あり、南信州産のキノコや冬野菜、牛肉などを使った昼食でもてなす。

 13日は午前11時と午後1時から、飯田市が関わるイベント。市内の老舗和菓子店「田月(たげつ)」による和菓子作り教室がある。都内在住の若者が対象で、首都圏とのつながりを深める「南信州へおいでなんしょ!プロジェクト」を支える若手スタッフを募る目的だ。

 午後5時からは、南信州民俗芸能継承推進協議会が担当し、飯田市美術博物館の桜井弘人学芸員が下伊那郡天龍村の「坂部の冬祭り」を紹介。住民グループ「南信州交流の輪」による「祭り街道弁当」を味わう。坂部出身者に地元の祭りに関心を持ってもらう狙いだ。

 14日は同郡泰阜村と同郡高森町が担当する。同村によるイベントは午前10時半からで、移住体験者との交流会や、五平餅やアマゴの塩焼きなどを味わう会、シカの皮を使った小物作り体験教室を開催する。高森町は午後5時半から、市田柿とワインを楽しむ会を開く。

 銀座NAGANOがオープンして以降、飯伊のキャンペーンは3回目。南信州広域連合事務局によると、都内ではまだ飯伊の知名度は高くないといい、地域を挙げてPRしたいとしている。問い合わせは同連合事務局(電話0265・53・7100)へ。

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