角寒天を使った12種の料理を紹介したレシピ集

角寒天を使った12種の料理を紹介したレシピ集

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪 特産

角寒天のレシピ集作製 諏訪地方の特産、もてなしに最適

信濃毎日新聞(2016年1月23日)

 県寒天水産加工業協同組合(茅野市)は、諏訪地方特産の角寒天を使った料理のレシピ集を作った。テリーヌやパンナコッタなど洋風のメニュー12種類を紹介。「地元の食材を使い、お客をもてなす料理にも最適」として、今春に迫った諏訪大社御柱祭などでの活用を呼び掛けている。

 テリーヌは、ゆでたニンジンやオクラ、カボチャなどを型に並べ、煮溶かした寒天で固める。野菜はよく冷やし、寒天の液を熱いまま流し入れるのがポイント―とアドバイス。水で戻して千切りにした角寒天を豚肉と巻いた生春巻きや、角寒天のドレッシングなども紹介した。

 レシピは、塩尻市のフランス料理店オーナーシェフ、友森隆司さんが考案した。友森さんは本年度、同組合主催の料理教室で2回講師を務めており、教室で披露したメニューをまとめている。

 レシピ集の作成は4年ぶり。前回のレシピで重視した調理の手軽さに加え、今回は新しさや華やかさを意識したという。同組合の小池隆夫組合長(70)は「調理法に目新しさがあり、若い人にも喜んでもらえると思う」と話す。

 約16センチ四方の手のひらサイズで10ページ。1万部作り、茅野市宮川の組合事務所で無料配布している。問い合わせは同組合(電話0266・72・2039)へ。

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