出演者12人がそれぞれのアイデアを披露したイベント=氷見市いきいき元気館、テデックスヒミ提供

出演者12人がそれぞれのアイデアを披露したイベント=氷見市いきいき元気館、テデックスヒミ提供

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氷見でトークイベント「テデックス」 アイデアを発信

北日本新聞(2016年1月25日)

 米国発祥のトークイベント「TEDxHimi(テデックスヒミ)」が24日、氷見市いきいき元気館で開かれた。北陸初開催となり、日本画家、平和活動家ら国内外の多彩な分野の12人が「価値あるアイデアを広めよう」を理念にそれぞれの考えを披露した。

 オープニングでは、地元の上田獅子舞保存会が市内で盛んな獅子舞を繰り広げて花を添えた。ブリをデザインしたステージ上で、出演者がプレゼンテーションした。

 全日本製造業コマ大戦協会長の緑川賢司さんは2012年に始まったコマ大戦が海外に広まり、ボリビアの少年を日本に招待したエピソードを紹介。「自国の工業を発展させてくれたら最高の喜び」と語った。

 五つの国・地域で社会問題の解決に向けたビジネスに取り組むボーダレス・ジャパン社長で起業家の田口一成さんは「何のために働いているか」と会場に問い掛け、「人生の価値は何を得るかではなく、何を残すか。一人一人が何かを残せば、いい社会になる」と呼び掛けた。

 県内から唯一登壇した南砺市の城端蒔絵(まきえ)の16代目、小原好喬さんは伝統や生まれ育った城端への思いなどを語り「大切にしている心を伝える機会はあまりない。発信できて光栄だった」と振り返った。

 招待者を含め約160人が聞き入った。埼玉県三郷市の自営業、畔上尚也さん(50)は「いろんな分野の話を聞くことができて印象に残った。今後の生き方に生かしたい」と話した。

 イベント終了後は、氷見市中央町のひみ漁業交流館魚々座(ととざ)でパーティーを開いた。10キロの氷見産ブリの解体ショーを行い、刺し身で振る舞われた。干物やどぶろくなど富山の豊かな食を味わいながら出演者や参加者が懇親した。

 テデックスヒミは県内を中心に有志でつくる実行委員会が開催。川向正明代表は「無事に終えることができてよかった。来年からも継続的に開いていきたい」と話した。北日本新聞社後援。

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