諏訪市内のホテルに宿泊する台湾のツアー客

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諏訪・茅野で52%増7万5000人 15年の外国人宿泊客数

信濃毎日新聞(2016年1月29日)

 2015年に諏訪市と茅野市に宿泊した外国人数(速報値)が、前年比52・6%増の計7万5696人となったことが28日、諏訪地方観光連盟(事務局・諏訪市)のまとめで分かった。数字が残る10年以降で最多だった14年の4万9594人を大幅に上回った。同連盟は、円安やビザ発給要件の緩和などを背景に、中国からの観光ツアーが急増した影響が大きいとみている。

 国・地域別では、中国が3万1946人と、前年の2・6倍に急伸=グラフ。諏訪地方の外国人宿泊客は14年まで台湾が全体の半数以上を占めていたが、初めて中国がトップに立った。

 人民元と円の為替レートは12年は1元=13円前後だったが、15年は1元=20円前後まで円安が進行。ビザ発給要件の緩和や消費税免税店の拡大などもあって、15年に日本を訪れた中国人旅行者は前年の2倍以上となり、諏訪地方でも同様の傾向が見られた。

 諏訪地方観光連盟は以前、中国の主要都市の旅行会社に諏訪地方の宿泊施設などを売り込む商談会を積極的に開いており、「訪日ツアーで東京や富士山、名古屋方面などを回る場合に、立ち寄りやすい宿泊地として認知度が高まってきた」と受け止める。

 2番目に多い台湾は、前年比4・6%増の2万8393人。大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートと東京方面などを結ぶツアーで立ち寄る団体客が多い。3番目の香港は4105人と前年の6・4倍に急増。日本の旅行会社と連携し、現地旅行会社への売り込みを強化した効果でツアー客が増えたという。

 県が集計している諏訪地方6市町村全体の外国人宿泊者数は14年、過去最多の5万1190人。15年の実績はまとまっていない。

 同連盟インバウンド(海外誘客)戦略部会の横川辰美副部会長は「現状は諏訪を経由地として1泊するだけの団体客が大半。雪遊びや自然体験などを提案して滞在型のツアーを増やし、個人客の呼び込みにも力を入れたい」としている。

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