県商工会議所連合会が発刊した「富山産業観光図鑑2016」

県商工会議所連合会が発刊した「富山産業観光図鑑2016」

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富山の産業観光拠点を紹介 2016年版ガイド発刊

北日本新聞(2016年1月29日)

 県商工会議所連合会は28日、県内の工場など産業観光拠点を紹介する「富山産業観光図鑑2016」を発刊した。15年版と比べ掲載施設は43カ所増の148カ所とし、サイズをA4判からA5判にして持ち運びやすくした。県など関係機関と連携して英語版の発刊準備も進めており、観光だけでなく企業の採用活動や地元住民へのPRなど幅広い活用法を提案する。

 16年版はフルカラー44ページ。15年版より2千部多い1万2千部を、県内企業のほか宿泊施設、県内外の観光事業者、首都圏の県人会、県内の小学校や中学校、高校、大学に配る。15年版の発刊後、掲載を希望する企業などが増えたことから作成を決めた。

 九つのモデルコースや、スマートフォンなどのカメラで掲載写真を読み取ると、各企業のホームページ(HP)などが閲覧できるAR(拡張現実)機能など基本構成は15年版から引き継いだ。2月中旬をめどに電子ブック版を県内8商議所や県観光連盟のHPから閲覧できるようにする。

 英語版の掲載拠点は、外国語対応が可能な拠点のみとなるため減る見通し。大学との連携では、富山大などが進める産業観光関連の講義・講座への支援に図鑑を役立てる。

 同連合会の高木繁雄会長は28日、富山市の富山商議所ビルで会見し「町内会の旅行や修学旅行でも活用してもらい、県民が身近な企業を知るシステムを体系化していきたい。地元就職の支援にもなる」と語った。

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