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戦前の御柱祭「祭りの原形考えたい」 岡谷で2月21日映像鑑賞会

信濃毎日新聞(2016年1月30日)

 戦前の諏訪大社御柱祭の動画映像を所有している下諏訪町久保海道の元美術教師黒田良夫さん(83)が、映像を鑑賞する会を2月21日午後1時半から岡谷市のライフプラザマリオで開く。戦前の御柱祭の様子を知る人がほとんどいなくなった今、集まってもらった人の記憶を手掛かりに記録された場所や人物を絞り込み、「祭りの原形」を一緒に考えたいという。

 映像は、1932(昭和7)年の御柱祭の約1時間と、38年の約15分。8ミリフィルムで撮影されたものとみられ、収録されたDVDを町内の知人から譲り受けた。「東山田」といった地名で下社と分かる場面もあるが、分からない場面もあるという。

 参加者の服装は、法被だけでなく背広にネクタイ、学生服、着物の人も見られる。今とは違い、先端を半球状に加工したとみられる御柱も映っている。樹皮のような物に石を載せたかやぶき屋根の古民家が並ぶ場面も現在はどこなのかはっきりしないという。

 御柱祭には氏子として何度も参加した黒田さんは「諏訪大社と一緒に生きてきた」。鑑賞会を企画した理由について、「できるうちに、本来の神事としての在り方を共有したい」と話している。

 参加無料。問い合わせはライフプラザマリオ(電話0266・28・8740)の熊沢さんへ。

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