昨年10月に行われた生地たいまつ祭り

昨年10月に行われた生地たいまつ祭り

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生地たいまつ祭りが黒部市無形民俗文化財に

北日本新聞(2016年2月4日)

 黒部市の生地たいまつ祭りが市無形民俗文化財に選ばれ、市が3日、市役所で地元関係者に指定書を交付した。たいまつ祭りを加え、市文化財は有形、無形合わせて68件になった。

 生地たいまつ祭りは1454年8月25日の深夜、暴風で遭難しかけた漁船が、新治(にいはる)神社のご神火を目印に、生地浜へ生還できたという言い伝えに由来。毎年10月、同神社で行われている。厄年の男衆がみこしを担ぎ、たいまつが敷かれた参道を駆け抜ける。屋形船をかたどった車両も繰り出す。

 交付式では、能澤雄二教育長が根塚俊彦生地自治振興会長に指定書を手渡した。根塚会長は「560年続く祭りは生地地区の住民が楽しみにしている。今後も努力して続けていきたい」と述べた。

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