新潟市が発行した「るるぶ特別編集 酒都新潟市」

新潟市が発行した「るるぶ特別編集 酒都新潟市」

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飲み歩き旅のお供 新潟市が観光情報誌発行 15蔵元の地酒お薦め

新潟日報(2016年2月4日)

 新潟市は、市の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、観光情報誌「るるぶ特別編集」の新潟市版を作成した。「酒都(しゅと)新潟市」と題し、市内15酒蔵の一押し銘柄や、地元食材を使った料理を味わえる居酒屋などを紹介。市観光政策課は「新潟の酒と食の魅力を伝え、県外からの誘客を図りたい」としている。

 観光ガイドブック「るるぶ」を発行するJTBパブリッシング(東京)は、全国の地方自治体からの要望を受け「るるぶ特別編集」を作成。これまでに約150市町村が発行してきた。県内では新潟市が初めて。

 市観光政策課によると、新潟市版はA4を小さくしたサイズで24ページ。12万部を作成し、主に県外で開催される物産展会場などで配布する。本県と群馬、栃木、埼玉、茨城、山梨の6県を管轄するJTB関東の店舗と市内の宿泊施設、観光施設にも置く。製作などにかかった費用は940万円。

 新潟市版は、女性にも日本酒を気軽に楽しんでもらおうとさまざまな企画を展開。新潟清酒達人検定で最上位の「金の達人」を獲得した市内在住の女性3人が、すし店や居酒屋の看板メニューに合う地酒を紹介する。また、地元産フルーツや酒かすを使ったスイーツなどを取り上げるなど、20~30代の若い女性を意識した内容になっている。

 みなとぴあや萬代橋、沼垂地区を巡る市内周遊のモデルルート、佐渡や燕三条など隣接地域の観光情報も掲載している。市観光政策課は「JTBのノウハウとデータを生かしてもらい、魅力が伝わりやすい内容になっている。新潟を訪れるきっかけにしてほしい」と話している。

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