魚津市の魚津漁協(油本憲太郎組合長)が商品開発を進めるアジのすり身「魚津アジ天点(てんてん)」を使った料理の発表会が4日、市役所で開かれ、料理人が田楽やサンドイッチなど多彩なメニューを紹介した。
魚津アジ天点の開発は、価格の低い小さいアジなどを加工品にして、商品価値を高める取り組み。本年度内の販売開始を目指している。
市内の料亭やすし店の若手料理人4人が、天点を使った料理を紹介し、同漁協や市の職員が試食した。田楽やサンドイッチ、シューマイ、すり身揚げの天丼といった多彩なアレンジメニューが披露された。
同漁協がブランド化を進めるウマヅラハギ「魚津寒ハギ如月王(きさらぎおう)」を使った「冬のしんきろう鍋漁師風」の試食も行われた。