三方の雅楽多骨董＆茶房「夢や」で、ちりめん細工とつるし雛（ひな）展が開かれている。桃の節句を前に色鮮やかな手作りの雛人形など約３０作品が並んでいる。

　作品は５年ほど前に趣味で始めた長岡市在住の主婦（７１）が制作した。着物の古布を使って桃やひょうたんなどの縁起物や、十二支を愛らしく作ったつるし雛や、ウサギやネズミ、今年の干支（えと）のサルをかたどったちりめん細工も目を引く。

　オーナーの渡辺邦子さん（６２）は「古布の色合いと風合いを生かした作品を多くの人に見てほしい」と話している。

　２３日まで。不定休。問い合わせは夢や、０２５６（８６）１２１３。