灯籠が並ぶ中央通りを歩く大勢の人たち。左奥はライトアップされた仁王門=6日午後7時7分、長野市大門町

灯籠が並ぶ中央通りを歩く大勢の人たち。左奥はライトアップされた仁王門=6日午後7時7分、長野市大門町

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夜の善光寺門前幻想的に 灯明祭り開幕

信濃毎日新聞(2016年2月7日)

 長野市の善光寺一帯を明かりで彩る「第13回長野灯明まつり」が6日、開幕した。1998年の長野冬季五輪にちなみ、同寺の本堂や山門が5色の光で照らされ、幻想的に浮き上がった。表参道(中央通り)には約800基の灯籠が並び、見物客でにぎわった。

 午後6時に一斉に点灯。初日の特別ライトアップでは山門に白いハトや花びらなどの映像や「平和」の文字が音楽と共に映し出され、「きれい」「すごい」という歓声があちこちで上がった。

 点灯式では、今夏にブラジル・リオデジャネイロで五輪が開かれることにちなみ、長野市東北中学校の生徒らが、発光ダイオード(LED)の明かりを聖火に見立て、長野駅前から山門までトーチを走りつなぐ演出もあった。

 夫婦で訪れた北安曇郡松川村の高橋真理子さん(57)は「前から来てみたかった。ライトアップされた善光寺はすごくきれいですてき」と感激していた。

 まつりは2004年から毎年開催。14日までで、午後6〜9時に点灯する(14日は午後8時まで)。

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