太鼓や笛を披露する橋北屋台囃子保存会の会員ら

太鼓や笛を披露する橋北屋台囃子保存会の会員ら

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お練りまつり本番へ、復活のお囃子 飯田・橋北地区、お披露目

信濃毎日新聞(2016年2月8日)

 飯田市橋北地区の住民を中心につくる「橋北屋台囃子(ばやし)保存会」は7日、初出演の「飯田お練りまつり」(3月25〜27日)に向けて復活させた屋台のお囃子「青龍(せいりゅう)」を同市の橋北公民館で開いた演奏会で披露した。約50人の来場者が一度途絶えたお囃子の優雅な音色に聞き入った。

 7年目に1度のお練りまつりはかつて、数多くの屋台が出ていた。ただ1947(昭和22)年の「飯田大火」で屋台が焼失したことなどにより、衰退。約50年前から橋北地区独自の出し物も途絶えたとされている。

 同保存会は屋台を復活させる足掛かりとして、約5年前にプロ和太鼓奏者の塩原良さん(54)=高森町出原=らに飯田市美術博物館に保管されていた青龍の史料の譜面起こしを依頼。塩原さんの指導の下、練習に励んできた。

 演奏会では保存会員ら約40人が太鼓や横笛を使って青龍など3曲を披露。青龍では太鼓のたたき手たちが「エイヤー」などと声を出してばちを振った。発表を聞いた野原実さん(76)=飯田市伝馬町=は「素晴らしいの一言。お練りでも一体となって発表してほしい」。保存会長の牧野仁志さん(69)=同=は「お客さんの反応が良かった。今後も練習し、100パーセント以上の自信を付けて本番に臨みたい」と話していた。

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