諏訪市の上諏訪温泉を出発し、諏訪大社上社本宮前に到着した「おもてなしバス」

諏訪市の上諏訪温泉を出発し、諏訪大社上社本宮前に到着した「おもてなしバス」

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おもてなしバス試験運行 上諏訪温泉―諏訪大社上社本宮往復

信濃毎日新聞(2016年2月8日)

 諏訪市の諏訪大社上社本宮前で商業施設「宮町通り社乃風(やしろのかぜ)」を運営する上社ドライブイン(諏訪市)、柿木観光バス(同)、諏訪湖温泉旅館組合などでつくるプロジェクトチームは7日、同市の上諏訪温泉と上社本宮間を往復する「おもてなしバス」の試験運行を始めた。自家用車以外で諏訪を訪れた観光客の利便性を高め、誘客促進につなげる狙い。2月の毎週日曜に運行し、事業として成り立つかどうかなどを検証する。

 諏訪市によると、上諏訪温泉から本宮に路線バスで行くと、平日は約40分、週末は1時間ほどかかる。直行バスで20分ほどで結べば、上諏訪温泉の宿泊客が本宮に行きやすくなり、閑散期の冬の誘客にもつながると期待。関係団体がプロジェクトチーム「ココロ通ひ和みまSUWA」を結成し、市の産業連携事業補助金60万円を活用して実証試験に乗り出した。

 バスは40人乗りで、上諏訪温泉を午前9時半と10時半にそれぞれ出発する1日2便。温泉街のホテルを回り、本宮に向かう。本宮では、諏訪湖エリアまちなか観光案内人協議会に所属する住民ガイドが、諏訪大社や御柱祭の歴史や概要を説明。社乃風内のせんべい店がぬれせんべい、茶葉販売の金鵄園(きんしえん)茶店(諏訪市)が茶柱が立つようにしたティーバッグ入りの緑茶をそれぞれ提供する。料金はガイド料などを含め往復1200円。

 初日は計20人が利用した。バスが本宮前に着くと、ガイドが境内に案内。御柱祭では、境内の宝殿も建て替えられることなどを解説した。神奈川県海老名市から訪れた男性(70)は「諏訪湖の花火大会は何度か見に来たが、諏訪大社に来るのは初めて。諏訪について理解を深められた」と満足そうだった。

 プロジェクトチーム代表で上社ドライブイン社長の小口弘子さん(56)は「利便性や満足度を高めることでより多くの観光客を呼び込みたい。直行バスの運行が事業になればうれしい」と話している。

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