のぼり旗を手にツアー参加者を出迎える県西部6市の職員=JR新高岡駅

のぼり旗を手にツアー参加者を出迎える県西部6市の職員=JR新高岡駅

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ようこそ富山県の西部へ 首都圏からモニターツアー

北日本新聞(2016年2月8日)

■伝統文化や食堪能

 県西部6市の伝統文化や食の魅力に触れるモニターツアーが7日始まった。JR東日本のシニア向け会員組織「大人の休日倶楽部」メンバーで首都圏在住の23人が9日まで滞在。和紙すきやぐいのみ作りを体験し、富山湾の海の幸を味わう。初日は6市のおもてなしキャラバン隊がJR新高岡駅で参加者を出迎えた。

 6市と各市の観光協会などでつくる県西部地区観光協議会が、びゅうトラベルサービスの協力で各市の魅力を組み合わせたツアーを企画した。ツアー後、参加者におもてなしへの感想などをアンケート調査し、旅行商品としての実現につなげる。

 同協議会のキャラバン隊員11人が、ブリやチューリップなどがプリントされた各市ののぼり旗を手に参加者を出迎えた。高岡市観光交流課の青木愛さんは「県西部の冬ならではの食や雪景色の魅力を体感してほしい」と話した。

 参加者は砺波市の農家レストラン大門(おおかど)や若鶴酒造大正蔵を回り、南砺市の五箇山和紙の里で和紙をすいてコースターを作った。ライトアップされた世界文化遺産・菅沼合掌造り集落も散策した。

 8日は高岡地域地場産業センターで、鋳物の技術を生かしたぐいのみを作る。

 射水市の新湊遊覧船で、映画「人生の約束」に登場する内川などを周遊する。氷見市の温泉旅館「うみあかり」で、自作のコースターとぐいのみを使って県西部の地酒を味わう。

 9日に小矢部市の和菓子店「五郎丸屋」や高岡市の御車山(みくるまやま)会館を訪れて帰途に就く。

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