県産の食材を用い開発した醤油麹漬け商品=10日、福井県越前市京町1丁目の武生信用金庫本店

県産の食材を用い開発した醤油麹漬け商品=10日、福井県越前市京町1丁目の武生信用金庫本店

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福井の食材でこだわり醤油麹漬け イカや豚、地鶏3品を19日発売

福井新聞(2016年2月12日)

 福井県越前市の菓子・乳製品卸売りの神久(かみきゅう)商店は10日、県産食材にこだわって開発した、醤油(しょうゆ)麹(こうじ)漬け商品の発表会を開いた。越前沖のスルメイカ、県産の豚、地鶏を用いた3品目で、19日から県内のスーパーなどに並ぶ。

 一昨年10月に同社から商品開発について相談を受けた武生信用金庫と、中小企業庁の県よろず支援拠点が共同で支援。味付けやパッケージデザインについて試行錯誤を重ねてきた。北陸3県の信用金庫の顧客によるビジネスマッチングイベントにも出品した。

 麹は県産コシヒカリ、醤油は県産丸大豆が原料。保存料や着色料は使用せず、醤油麹が素材のうまみを引き立てている。県優良観光土産品の新商品部門で今年、優秀賞に選ばれた。3品は越前こうじ屋本舗の「日本海産するめいか」「越前旨香(うまか)豚」「福井健康鶏」醤油麹漬けとして発売する。神谷直則社長は「香りが抜群によく、お酒やご飯に合う」と話す。

 するめいかが1枚734円、越前旨香豚と福井健康鶏が1袋(100グラム)626円(いずれも税込み)。Aコープ鯖江・東鯖江店と北陸道北鯖江パーキングエリア(PA)で販売を始め、以降コンビニなど取扱店を拡大する。

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