雪室にリンゴを運び込む「ほなみ村」の会員たち

雪室にリンゴを運び込む「ほなみ村」の会員たち

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春までおいしく、リンゴを雪室に 山ノ内の地域おこし団体

信濃毎日新聞(2016年2月12日)

 下高井郡山ノ内町穂波地区の有志でつくる地域おこし団体「ほなみ村」は11日、同地区の雪室にリンゴを貯蔵した。会員ら10人余が雪やリンゴを詰め込んだコンテナを力を合わせて運び込んだ。4月に取り出し、同町佐野の道の駅「北信州やまのうち」で「雪中りんご」として売り出す計画だ。

 雪室はコンクリート造りで、広さ約30平方メートル、高さ2メートルほど。会員らは穂波地区で収穫したサンふじ約3・7トンをコンテナに入れ、手渡しで室内に運んだ。壁際には雪を詰めたコンテナを積み、屋根の上には重機で雪を載せた。

 雪室内は温度0〜2度、湿度100%ほどで、リンゴのみずみずしさが保たれるという。ほなみ村は10年以上前から雪室でリンゴを貯蔵しており、会長の山本良知さん(67)は「ジューシーで糖度の高いリンゴを食べてもらいたい」と話していた。

 4月20日ごろに取り出し、同月下旬から1袋(3、4個入り)400円で道の駅で販売する。宅配もしており、希望者はほなみ村のホームページで注文用紙をダウンロードし、必要事項を記入して事務局(電話兼ファクス0269・33・1685)にファクスで送る。問い合わせは事務局へ。

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