でくと使い手が一体となった舞台を繰り広げる会員=13日午後7時40分、白山市東二口歴史民俗資料館

でくと使い手が一体となった舞台を繰り広げる会員=13日午後7時40分、白山市東二口歴史民俗資料館

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哀愁の「でくまわし」 白山で人形浄瑠璃の上演開幕

北國新聞(2016年2月14日)

 国重要無形民俗文化財「尾口のでくまわし」を上演する「東二口文弥(ぶんや)まつり」は13日、白山市東二口歴史民俗資料館で始まった。東二口文弥人形浄瑠璃保存会員が「でく」と呼ばれる人形を巧みに操り、愁いを帯びた「泣き節」の語り口とともに観客を魅了した。
 開演を告げる三番叟(さんばそう)と口上に続き、住民や出身者でつくる保存会員は、藤原鎌足の息子淡海(たんかい)の妻となった海女が竜王に奪われた宝を取り返す物語「大職冠(たいしょくかん)」を熱演した。
 入場は無料で、上演日程は次の通り。
 ▽14日午後2時「出世景清」▽同7時「門出屋嶋」▽20日午後7時「酒呑童子」▽21日午後2時「源氏烏帽子折」

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