暖冬による雪不足が続く中、白山麓地区で13日、雪を楽しむイベントが行われ、家族連れなどでにぎわった。白山市瀬戸には雪をかき集めてつくった巨大な雪の迷路がお目見えし、同市瀬波では参加者が思い思いのかまくらを作って冬本番を満喫した。
白山商工会青年部が初めて開催した「白山スノーフェスティバル」(北國新聞社後援)は、白山市瀬戸の道の駅「瀬女」周辺で始まった。会場につくられた縦約20メートル、横約30メートルの雪の巨大迷路には日没とともにろうそくがともされ、豪雪地帯ならではの幻想的な空間が来場者を楽しませた。
迷路の中央部には10~20代の鳥越在住者でつくる「鳥越ワカモノ会議」が14日のバレンタインデーにちなみハート形のオブジェを設置した。