ことし10月の「新湊曳山まつり」の受け入れ体制について意見を出し合う出席者=射水商工会議所

ことし10月の「新湊曳山まつり」の受け入れ体制について意見を出し合う出席者=射水商工会議所

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「新湊曳山」拡充へ団結 射水商議所

北日本新聞(2016年2月16日)

 射水市新湊地域を舞台にした映画「人生の約束」の公開を受け、映画で取り上げられている毎年10月1日の「新湊曳(ひき)山(やま)まつり」の受け入れ体制拡充を目指す「10・01プロジェクト」の初研修が15日、射水商工会議所で開かれた。映画を見て曳山まつりを訪れる観光客の大幅増加に対応することが目的で、当日の警備体制や宿泊、食事をする場所の確保などを今後検討していく。

 ことしの曳山まつりは土曜日に開催されることもあり、例年にない観光客数が予想される。新湊の魅力をPRするまたとない機会を存分に生かそうと、射水商議所がプロジェクトを企画した。

 研修会で牧田和樹会頭が「新湊の事業所や団体の力を結集し、大きな目標に向かって協力する機会にしたい」とあいさつ。プロジェクトのリーダーに同商議所の米田秀樹副会頭、サブリーダーに同商議所宿泊飲食部会の三箇洋部会長が就いた。

 出席者は「曳山まつりを訪れた人をがっかりさせず、『また来たい』と思ってもらおう」をテーマに課題などを検討。それぞれの立場から▽仮設トイレやごみ箱の設置が必要▽地元の飲食店は仕出しなどで忙しく、観光客の昼食や夕食に対応できる店が少ない▽新たな観光マップが必要ではないか-といった意見が出た。

 今後は、観光客の動きを予想したり、出された課題の解決策を話し合ったりして当日に備える。次回の研修会は3月中旬。

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