海野宿付近に真田信繁のキャラクターがデザインされた案内板を立てる海野宿保存会員ら

海野宿付近に真田信繁のキャラクターがデザインされた案内板を立てる海野宿保存会員ら

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信繁と十勇士に導かれ海野宿へ 田中・大屋駅を起点に案内板

信濃毎日新聞(2016年2月17日)

 東御市観光協会と、同市本海野の住民でつくる海野宿保存会は、しなの鉄道の田中、大屋の両駅を起点に海野宿へ誘導する案内板を11枚ずつ設置した。鉄道で訪れる観光客の中には、田中と大屋の両駅の中間にある海野宿への行き方が分からず迷う人もいるため、観光シーズンを前に案内板の設置を決めた。

 案内板には、NHK大河ドラマ「真田丸」にちなみ、戦国武将・真田信繁(幸村)と、小説に登場する真田十勇士のキャラクターを1枚に1人ずつデザインした。市建設業協会が作った縦40センチ、横50センチの木製の板に、業務用インクジェットプリンター製造のミマキエンジニアリング(東御市)が制作したキャラクターの絵が入ったアクリル板を貼った。

 13日に観光協会や保存会の計10人ほどが案内板の設置作業をした。海野宿までの距離は、田中駅からは約1・6キロ、大屋駅からは約1・5キロ。この間に、50〜250メートルほどの間隔で立てた。

 市は来年度、海野宿を訪れる人向けに無料で使える自転車10台ほどを田中駅に置く予定。保存会の橋本俊彦副会長(60)は「絵を楽しみながら海野宿を訪れてほしい」と、徒歩や自転車を利用する観光客に期待している。

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