ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」

ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」

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ICOCA来春から使えます 城端線新高岡駅

北日本新聞(2016年2月17日)

 JR西日本は16日、城端線新高岡駅と石川県内の北陸線全14駅(大聖寺―金沢)に、ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」の改札システムを導入すると発表した。運用開始は2017年4月末。

 城端線の高岡駅はあいの風とやま鉄道と共用しており、同鉄道はすでに富山県内全19駅にイコカを導入している。新たに新高岡―高岡間で利用可能になることで、城端線と連絡する北陸新幹線と同鉄道の乗り換え利便性向上を図る。城端線の他駅と氷見線への導入についてJR西は「現在は未定」としている。

 石川県内の並行在来線を引き継いだIRいしかわ鉄道も17年度、旧JR北陸線の東金沢-倶利伽羅駅の4駅にイコカを導入。金沢駅にはJR西が設置する。ただ、富山-石川県境をまたいでイコカを使えるようにするには、あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の運賃の配分システムを連結する必要がある。あいの風富山鉄道はシステム連結を検討中で、改修が決まれば1年ほどかかる見通しという。

 新高岡駅に導入するのは切符に対応しない簡易型のカード改札機1セット(入場・出場用)。15駅の投資額は計約10億円。ほかに新高岡駅では今月27日午前5時から、券売機1台の運用を開始する。

 ICOCAはJR東日本「Suica(スイカ)」、東京メトロや私鉄の「PASMO(パスモ)」、JR東海「TOICA(トイカ)」などとも相互に利用できる。

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