黒部峡谷パノラマ展望ツアーで、関西電力の施設内を見学する参加者=昨年5月29日、黒部市内

黒部峡谷パノラマ展望ツアーで、関西電力の施設内を見学する参加者=昨年5月29日、黒部市内

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新幹線開業後も視界良好 黒部峡谷パノラマ展望ツアー

北日本新聞(2016年2月18日)

 北陸新幹線開業に合わせて昨年スタートした黒部峡谷パノラマ展望ツアーは、今シーズンの予約が好調に滑り出した。個人申し込みを受け付ける黒部市の黒部・宇奈月温泉観光局によると、昨年は予約開始から約2週間で数件だったが、ことしは20件以上。新幹線開業から1年後となる今シーズンの成功に向け、関係者は手応えを感じている。

 ツアーは黒部峡谷の新たな魅力を創出しようと、欅平パノラマ新周遊ルート運営協議会(会長・中谷延之副市長)が始めた。竪坑エレベーターをはじめとした関西電力の設備を見学し、黒部川電源開発の一端を体感。欅平周辺の自然を満喫できる。

 昨シーズンは黒部峡谷の大雪でトロッコの営業運転が遅れ、5月8日のツアー開始が29日までずれ込んだものの、北陸新幹線の開業効果によって1万2383人の観光客を呼び込んだ。参加者からは「ヘルメットをかぶってトンネルを歩くところが、現場の臨場感があっていい」「ガイドの説明で、昔の苦労や知らなかったことを学べた」などの意見が寄せられた。

 観光局は旅行代理店への団体申し込みを除く個人や町内会などの申し込みを受け付けている。昨シーズンは2月1日からスタートし、知名度が低かったため、約2週間で7、8件にとどまっていた。ことしも同じ日から始めたところ、15日現在で23件と好調。問い合わせも連日続いているという。

 中谷副市長は「参加者アンケートでも高い評価を受け、口コミで情報が広がっているようだ。好調な入り込みが期待できると思う」と話している。ツアーの問い合わせは観光局、電話0765(57)2850(平日のみ)。

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