メタルアートミュージアム開設に向けて、アルミの欄間作品などの準備を進める梶川社長(右)=高岡市福岡町荒屋敷のフジタ第2工場

メタルアートミュージアム開設に向けて、アルミの欄間作品などの準備を進める梶川社長(右)=高岡市福岡町荒屋敷のフジタ第2工場

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町工場にメタル美術館 福岡町の金型製造会社

北日本新聞(2016年2月20日)

 金型製造のフジタ(高岡市福岡町荒屋敷、梶川貴子社長)は自社工場で、金属の削り出しで制作した作品などを展示する「メタルアートミュージアム」の開設を計画している。インターネット上で賛同者を募っており、梶川社長は「技術力を発信し、出会いと発想が生まれる場にしたい」と意気込んでいる。

 梶川社長が昨年7月に都内で開かれた自社商品開発講座に参加したことがきっかけになり、「汚い・うるさい・暗い」といった町工場のイメージを変える空間として開設を思い立った。

 本社近隣で取得した第2工場内の空きスペース97平方メートルを改装し、8月のオープンを予定。同社の切削加工技術を活用したアルミ合金製のオブジェなどを展示する。これまで井波彫刻の欄間をスキャニングし、アルミ合金で削り出した作品などを完成させた。

 今後、アーティストやデザイナー、金属工芸を志す学生らの参加も募り、点数を充実させていく。ワークショップや工場見学も企画し、地域交流の場としても活用する。

 ネット上で出資を呼び掛けるクラウドファンディングで3月18日まで、改装費の一部を募っている。梶川社長は「ものづくりに取り組む社員の育成にもつながる。事を起こして町工場の可能性を探りたい」と話す。問い合わせは同社、電話0766(64)3710。

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