2015年3月に行われた「ほたるいか海上観光」。青白い光が見えると歓声が上がった=滑川沖

2015年3月に行われた「ほたるいか海上観光」。青白い光が見えると歓声が上がった=滑川沖

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ほたるいか海上観光は3月20日から50日間

北日本新聞(2016年2月24日)

 滑川市は春の「ほたるいか海上観光」を、3月20日から5月8日までの50日間実施する計画で準備を進めている。市の観光遊覧船1隻で行い、例年通り3月1日から予約を受け付ける。23日の市議会産業建設委員会協議会で案を示した。24日の市観光協会の理事会で正式決定する。

 昨年の海上観光で民間船が故障したため、市は瀬戸内海で運航していた中古の船を取得。この1隻で行い、市内の事業者が運航する。北陸新幹線開業に合わせて前倒しした昨年同様、3月に始める。

 新たな船で行うため、航行区域を変更する書類の審査や整備に時間を要した。定員は47人で、船長ら必要な5人を除く42人分のうち、安全性を考慮し乗客は40人とした。乗客の定員は以前の船より10人減る。石川忠志副市長は「船も船長も代わるので、安全第一で実施したい」と話した。

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