大英寺で営まれた法要で小松姫の位牌(右奥)に向かって焼香する檀家(手前左)

大英寺で営まれた法要で小松姫の位牌(右奥)に向かって焼香する檀家(手前左)

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信之の正室・小松姫命日 松代の菩提寺で法要

信濃毎日新聞(2016年2月25日)

 松代藩真田家初代藩主信之(信幸)の正室、小松姫(1573〜1620年)の命日の24日、菩提(ぼだい)寺の大英寺(長野市松代町)で法要が営まれた。檀家(だんか)ら約20人が参列。放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」では、女優の吉田羊さん演じる小松姫が主要人物として登場することから、参列者らは多くの人に知ってもらうことも期待した。

 法要は、毎年この日に行う恒例行事。住職の鎌倉法弘さん(70)が「特に今年は真田丸の放送で松代もにぎやかになってくる。小松姫もだいぶ世間で有名になる」と語った。本尊脇の厨子(ずし)に高さ1メートルを超える小松姫の位牌(いはい)が安置され、鎌倉さんに合わせて参列者が念仏をした。

 小松姫は徳川家康の重臣本多忠勝の娘で、家康の養女となり信之に嫁いだ。大英寺は姫の死後、1622(元和8)年に松代に移された信之が、その菩提を弔うために建立。現在は、これまで本堂としていた御霊(みたま)屋(県宝)を修理中で、表門(同)の修理と合わせて2020年の小松姫の没後400年までに落慶法要を予定する。

 同寺には、甲冑(かっちゅう)に陣羽織姿の勇ましい小松姫の肖像画が描かれた掛け軸のほか、扇子や数珠、懐刀といった遺品が残る。大河ドラマに関連して順次、真田家ゆかりの地で展示されるという。

 この日は、小松姫に関するグッズの企画販売を手掛ける「信州真田小松姫プロジェクト」の松野是邦(よしくに)さん(72)=長野市風間=も参列。「小松姫がいたから真田家が続いたといっても過言ではない」と話していた。

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