御神渡りの拝観式で使う予定だったしめ縄を燃やした「おたき上げ」

御神渡りの拝観式で使う予定だったしめ縄を燃やした「おたき上げ」

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「諏訪湖 御神渡りなし」と報告 八剣神社で「注進奉告祭」

信濃毎日新聞(2016年2月28日)

 全面結氷した諏訪湖の氷がせり上がる「御神渡り」の判定や記録を担う八剣神社(諏訪市)は27日、今冬の湖の様子を神に告げる「注進奉告祭」を開き、御神渡りのない「明けの海」と記した注進状をささげた。湖は1月25日にほぼ全面結氷して御神渡りの出現に期待が高まったが、冷え込みが続かず、3季連続の明けの海となった。

 奉告祭には氏子総代ら約50人が参列。拝殿で宮坂清宮司(65)が、「全面結氷するも寒気続かず、やがて解氷して明けの海となり、御渡り(御神渡り)ござなく候なり」と、注進状を読み上げた。

 神社によると、2月10日に湖面の氷は全て解けた。宮坂宮司は「冬は寒くて御神渡りができるのが自然の摂理。見られなかったのは残念で、自然の変化に一抹の不安を感じる」と話した。

 境内では、御神渡りの拝観式で使う予定だったしめ縄を燃やす「おたき上げ」も行われた。奉告祭の後、総代らは諏訪大社上社本宮に注進状を奉納。諏訪大社は宮内庁と気象庁に内容を伝える。

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