定番アイテム「CHOCO」の新作からカフェで使う6点を選ぶ古井さん(右)と松本さん=クリエ

定番アイテム「CHOCO」の新作からカフェで使う6点を選ぶ古井さん(右)と松本さん=クリエ

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器「CHOCO」新作来月お目見え 富山ガラス工房

北日本新聞(2016年2月28日)

 富山ガラス工房(富山市古沢)の定番アイテム「CHOCO(ちょこ)」の新作が3月1日から、工房併設のカフェ「クリエ」でデザートの器として登場する。日頃からガラス作品を使って盛り付けているスタッフが、使い手の目線で6点を選び、デザートとのコラボレーションを通してガラス作品の魅力を発信する。

 CHOCOはそばちょこ型のガラスの器。富山ガラス工房の定番として、プロダクトデザイナーの安次富隆さん(東京)の発案で15年前に企画された。口径7・5センチ、高さ6センチのサイズにそろえ、作家たちがそれぞれの感性で制作している。

 同工房営業企画部の松本朋香さんが、工房で活動している作家18人にデザートの盛り付けを意識したCHOCOの制作を提案。出来上がった計40点の中から、クリエのチーフ、古井千子さんに6点を選んでもらった。

 デザートとの一体感が期待できる作品や、立体的な盛り付けがきれいに見える作品などをピックアップ。北欧の神話に出てくるヘビの怪物をモチーフにしたクレウマン・イングリッドさんの作品は、赤色を大胆に使ったデザインで、コーヒーゼリーと組み合わせるときりっとし、パンナコッタを入れるとかわいく見せられると古井さんは考えた。廣瀬絵美さんの白色を基調とした新作は、デザートの色とのコントラストが付けやすく、ティラミスが映えそうだと選んだ。

 古井さんは「ガラスの器もデザートも楽しんでもらえるような盛り付けをしたい」と張り切る。松本さんは「使い手側の目線で、ガラス作品の日常使いを伝えたい。お客さんに使い方のイメージを持ってもらえるといい」と話している。

 CHOCOの新作は3千円~5千円で販売する。

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