前回2010年御柱祭の下社木落としで、御柱を取り巻く氏子たち。高精細な映像を通じ海外へのアピールも目指す=下諏訪町

前回2010年御柱祭の下社木落としで、御柱を取り巻く氏子たち。高精細な映像を通じ海外へのアピールも目指す=下諏訪町

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諏訪大社御柱祭の迫力、4Kで運ぶ 空港やネットで発信へ

信濃毎日新聞(2016年3月4日)

 諏訪大社御柱祭の開催に合わせ、諏訪地域6市町村が御柱祭や地域の自然などの映像を高画質の4K映像で撮影し、国内外に発信する事業を構想していることが3日、分かった。国際空港や外国人向けの宿泊施設などで流し、インターネットを通じた配信も検討。1200年以上の歴史がある大祭の迫力をよりリアルに伝え、御柱祭後の誘客に結び付けたい考えだ。

 4Kは現行のフルハイビジョンの4倍の解像度がある。御柱祭の神事や氏子の表情などを、高画質ならではの細かさで記録。諏訪地域に特徴的な縄文文化や諏訪湖、八ケ岳といった自然も含め、諏訪地域独自の映像作品を制作したいという。

 映像は記録媒体に収め、外国人観光客が出入国する国際空港をはじめ、国内に長期滞在するバックパッカーに人気がある各地のゲストハウス(簡易宿泊施設)などの協力を得て流す構想。2020年の東京五輪を見据え、外国語版を作り、動画サイトで発信することも検討する。

 諏訪6市町村は、それぞれの本年度一般会計補正予算案に関連予算を計上。事業費は他の観光事業を含め全体で6千万円程度を見込み、財源として国が本年度補正予算に盛った地方創生の「加速化交付金」を申請した。事業主体は6市町村でつくる諏訪地方観光連盟(事務局・諏訪市)を想定する。

 同交付金は地方への人の流れや雇用創出への効果を重視。政府は3月中に交付先や金額を内示する見通しで、交付対象になるかは流動的な要素もあるが、6市町村側は御柱祭の機会を生かし、映像発信事業で観光活性化と雇用創出を目指す構えだ。

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