サクラウグイを炭火で焼く中井さん=小矢部市島

サクラウグイを炭火で焼く中井さん=小矢部市島

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小矢部川の春の味覚お待たせ 5日からサクラウグイ料理提供

北日本新聞(2016年3月5日)

 小矢部川の春の味覚として親しまれるサクラウグイ料理が5日から、小矢部市島の川魚料理店「きぶね」で提供が始まる。4日は試食会が開かれ、市観光協会の職員らが田楽や刺し身などを味わった。

 サクラウグイは春になると腹部が桜のような赤い婚姻色を帯びることからそう呼ばれる。「きぶね」は市内で唯一、サクラウグイ料理が味わえるという。店主で小矢部川漁協小矢部地区総代の中井富雄さん(58)が小矢部川や支流で投網で捕獲し、定食料理を提供している。炭火で焼き上げたウグイにショウガ味噌(みそ)を付けた田楽は甘みと酸味が楽しめ、刺し身はかめばかむほどウグイの甘みが出る。

 定食は田楽と刺し身、酢の物、空揚げまたは甘露煮の計4品で2千円、ご飯とみそ汁付きは2300円で、提供は5月中旬まで。営業は午前11時半~午後2時と午後5時~同8時。月曜定休。なるべく事前に予約してほしいという。電話0766(67)0058。

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