声を合わせて、曳行を楽しむ氏子たち

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岡谷の3区、一足お先に「山の神」御柱祭

信濃毎日新聞(2016年3月7日)

 4月2日に開幕する諏訪大社御柱祭に先駆け、岡谷市の横川、東堀、西堀の3区で「山の神」の御柱祭が6日、行われた。地元によると、春から秋にかけて地域の神社などで御柱祭が相次ぐ諏訪地方でトップを切る祭り。3区の住民ら約200人が力を合わせて、4本の柱を1キロほど曳行(えいこう)し、ほこらの四隅に建てた。

 「山の神」は、岡谷市上の原小学校(長地出早)の裏山にあり、山仕事の安全などを願って3区で祭っている。御柱は、昨秋に西堀区の区有林で伐採したヒノキで、「一之柱」は根元の直径約26センチ、長さが約6メートル。各柱に曳(ひ)き綱と追い掛け綱を取り付けた。

 「これより曳き出しお願いだ―」といった木やりを合図に、御柱の安置場所を順番に出発。近くの特別養護老人ホームに立ち寄り、玄関前に集まった入所者の前で柱を引いたり、木やりを披露したりした。氏子が御柱にまたがり、山道の脇の斜面を20メートルほど滑り降りる「木落とし」も。地元の子どもたちも御柱に乗ったり、木やりを歌ったりした。

 御柱祭は7年目ごとに、3区持ち回りで担当している。今年の当番だった西堀区の宮坂徳男区長(72)は「多くの皆さんに参加してもらい、安全に建てることができて良かった。大社御柱祭に向けて弾みがついた」と話していた。

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