「旅タク信州上田」のガイド研修を受けるタクシー乗務員=1日、上田市内

「旅タク信州上田」のガイド研修を受けるタクシー乗務員=1日、上田市内

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真田氏ゆかりの地巡るタクシー好調 上田中心に観光、昨年度の4倍超

信濃毎日新聞(2016年3月9日)

 上田市内を中心に戦国大名・真田氏ゆかりの地を巡る定期観光タクシー「旅タク信州上田」の本年度の利用客数が2月末で800人を超え、200人だった昨年度の約4倍に上っている。真田信繁(幸村)が主人公のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送が始まった1月以降は特に増加。大河ドラマ効果は明らかで、企画した上田観光コンベンション協会は「今後、桜の季節になればさらに増えるだろう」と予想している。

 旅タクは、同協会と観光販売システムズ(名古屋市)が共同で企画し、県の地域発元気づくり支援金を活用して2014年1月に始まった。県タクシー協会上小支部に委託し、同協会が認定する観光ガイド認定ドライバーが案内する。

 約4時間で市内の真田氏歴史館や真田氏本城跡、長谷寺などを巡り、終点の上田城跡公園では「信州上田おもてなし武将隊」のガイドもある半日のコース。「真田丸」放送決定後の14年7月からは、それまで午前発のみだったコースに午後発を設け、上田駅と別所温泉駅だった出発地点に戸倉上山田温泉駅(千曲市)を加えた。大人料金は出発地点によって異なり5500〜6500円。ほかに、長野市の真田宝物館や川中島古戦場まで足を延ばす1日コースもある。

 上田観光コンベンション協会はほかに、上田駅か別所温泉駅を起点に上田市塩田地域の安楽寺や北向観音などを2時間半ほどで歩いて巡る「別所温泉ぶらり散歩」コースも企画。本年度の利用者は見込みを含めて89人だった。

 今月1、2日に上田市内で開いたタクシー乗務員向けの研修会には、昨年より約30人多い計66人が参加。利用者の満足度向上のための心構えを学んだ。旅タクの実績について報告した同協会の佐藤康英アドバイザーは、ガイドの心構えについて講義し「利用者の満足度は人的サービスで決まる」と強調した。

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