如法寺の参道脇にある松尾芭蕉の句碑を眺める会員ら

如法寺の参道脇にある松尾芭蕉の句碑を眺める会員ら

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芭蕉の面影、中野に探して 4月17日、句碑と桜巡り歩く

信濃毎日新聞(2016年3月12日)

 中野市景観・美化推進協議会(山岸昌弘会長)は4月17日、中野市内にある、江戸前期の俳人松尾芭蕉(1644〜94年)の句碑と桜を巡る「なかの景観ウォーキング2016」を開く。歴史や文化が調和した美しい景観を楽しんでもらおうと初めて企画。参加者を募っている。

 中野陣屋・県庁記念館前の広場を発着する約7キロのコース。芭蕉の句碑は東山公園内の如法(にょほう)寺、市街地の南照寺などに立つ7カ所を見学する。芭蕉の句碑に詳しい清泉女学院大(長野市)客員教授の玉城司さんが参加して解説する予定だ。近くに桜がある句碑も多く、花見を楽しみながら歩いてもらう。

 協議会の会員ら4人が11日、コースを実際に歩き、トイレ休憩の場所や散策順路を確認した。歩くのに随分時間がかかったことから、如法寺の参道に立つ句碑の前では「句碑の解説も時間を区切らないと」と話していた。

 山岸会長(68)は「実際に歩いてみると、芭蕉の句碑のある所には桜があって、すごく味があるのが分かる。多くの人に体感してほしい」と話した。

 午前8時半に出発。正午に終了する予定。参加費300円。問い合わせ、申し込みは14日から、同協議会事務局の中野市都市計画課(電話0269・22・2111、内線273)へ。

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