六文銭を題材にした包装で売り出したがまぐちや手拭い

六文銭を題材にした包装で売り出したがまぐちや手拭い

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真田氏家紋題材にデザイン 上田の商品を統一包装でもてなし

信濃毎日新聞(2016年3月12日)

 上田商工会議所(上田市)の青年部有志が、地元ゆかりの戦国大名・真田氏の家紋を題材にした包装デザインを企画し、地元の伝統工芸品「上田紬(つむぎ)」をはじめとする商品を統一した包装で売り出した。NHK大河ドラマ「真田丸」の放送で増加が見込まれる観光客らに「地域一丸のおもてなし」を感じてもらう狙い。

 商品は、上田紬のがまぐち、上田産の繭を材料にした洗顔用品「繭玉コスメ」、県内産の雑穀10種をブレンドした「真田十勇米」など。「UP←UEDAPROJECT」と銘打ち、真田氏の家紋「六文銭」のデザインが印刷された布や紙で商品を包み、統一感を出した。甘酒、飯島商店(上田市)の「みすゞ飴(あめ)」といった既存商品も装いを変えて販売する。包装布はピンク、青、赤、黄の4種類。包装布と同じデザインの手拭いもある。

 事業は昨年7月に始まり、デザイン料などの事業費に県の地域産業活性化基金の助成金約190万円を活用。9日に上田市海野町商店街のコワーキングスペース「ハナラボ・ウンノ」で披露した。青年部の箱山繁幸会長は「若い人に受け入れられやすい現代風でおしゃれなデザインになった。今後もこのパッケージの商品を増やし、さらに地域一丸をアピールしていきたい」と話している。

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