ケースの中のリンゴを確かめる担当者

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長野県 上田・小諸 グルメ

みずみずしい食感味わって 菅平高原で雪中リンゴ掘り出し

信濃毎日新聞(2016年3月15日)

 上田市菅平高原のサニアパーク菅平内駐車場で14日、雪で覆い約1カ月間保存したリンゴの掘り出しがあった。リンゴは計約7400個あり、約130個のケースに入れていた。みずみずしいリンゴを味わってほしいと、信州うえだ農協(上田市)の「ヤマジョウ果樹部会」が取り組んだ。

 昨秋に同農協管内で収穫された約5千個の「ふじ」、約2400個の「シナノゴールド」を保存した。同農協営農部の小松俊明さん(48)によると、雪中は温度が0〜1度、湿度は90%ほどに保たれるためリンゴの乾燥を防ぎ、歯触りの良い食感を楽しめるという。

 この日は、ケースを覆った高さ3メートルほどの雪を地元業者が重機で取り除いた。ケースにかぶせたシートを取り外すと、辺りにはリンゴの甘酸っぱい香りが広がった。

 リンゴは17日から、インターネット通販サイト「JAタウン」や、農産物直売所「うえだ食彩館ゆとりの里」(上田市住吉)で贈答用として発送を受け付ける。1箱(10〜12個入り)が3200円(送料別)。問い合わせは、うえだ食彩館ゆとりの里(電話0268・26・1050)へ。

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