西口広場に戻った3体の恐竜モニュメント=15日、福井市の同広場

西口広場に戻った3体の恐竜モニュメント=15日、福井市の同広場

福井県 福井・永平寺

恐竜モニュメントが帰還 JR福井駅西口

福井新聞(2016年3月16日)

  福井市のJR福井駅西口広場の整備に伴い、一時的に移転していた3体の恐竜モニュメントが15日、元の場所へ戻った。27日に完成する県都の玄関口の顔として、訪れた旅行者らを出迎えている。
 モニュメントは「恐竜王国」の発信のため県が設置。勝山市で発掘されたフクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンを表した3体で、高さは2・5~6メートルある。広場整備のため、今年1月にラプトルとサウルスは駅東口に一時的に引っ越し、大型のティタンは倉庫で"冬眠"していた。
 設置場所はこれまで同様、タクシー、自家用車乗降場の出口付近。3体は早速、旅行者の注目の的になっている。

  石川県へ合宿に向かう途中、福井に立ち寄ったという県外の男子大学生2人組は「駅の壁画とマッチしているのがいい。恐竜推しの駅は全国で福井だけだろうから、いい観光スポットだと思う」と話していた。
 周囲の風景の工事や機器のメンテナンスが残っており、移設作業の完了は今月下旬になる。

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