北海道から熊本まで全国の人気店が集まるイベント「お台場ラーメンPARKin福井」(福井新聞社後援)が16日、福井市の県産業会館で始まり、初日から多くの来場者が各店こだわりのスープと麺、具材を味わった。28日まで(22日は休み)。
福井テレビが2011年から開いており、昨年は8万7千杯以上売り上げた。第6弾の今回は、16~21日と23~28日の前後半で10店ずつ入れ替わる。計20店のうち16店が初出店で、ラーメン評論家石神秀幸さんが各地から選び抜いた。しょうゆ、みそ、塩、豚骨といった定番のほか、鶏白湯(ぱいたん)やスープがない油そばなどが並ぶ。
スープの匂いが漂う会場は会社員や若者、家族連れでにぎわい、昼時には行列ができた。違う店で2杯目を注文したり、グループで分け合ったりしながら、いろいろな味を楽しんだ。越前市の会社員宮崎広美さん(57)は「かも肉のチャーシューはあっさりしているのにこくがあって、食べたことのない味だった。後半もまた来たい」と、細麺をおいしそうにすすっていた。
全店ラーメン1杯800円。開場時間は月―木曜が午前11時~午後7時、金曜は午後8時まで。土・日曜と祝日は午前10時~午後8時、21日は午後7時まで。問い合わせは福井テレビ事業部=電話0776(21)2235。