「濃芳醇の部」で優秀賞となった「女瀧」(右)と、「淡麗の部」で入賞した「男瀧」を手にする伊藤さん

「濃芳醇の部」で優秀賞となった「女瀧」(右)と、「淡麗の部」で入賞した「男瀧」を手にする伊藤さん

長野県 木曽路

農家民宿のどぶろく優秀賞 南木曽「旅籠つたむらや」

信濃毎日新聞(2016年3月17日)

 木曽郡南木曽町大妻籠で農家民宿「旅籠(はたご)つたむらや」が造ったどぶろく「女瀧(めだき)」が、新潟県上越市で開かれた「全国どぶろく研究大会」のどぶろくコンテストの「濃芳醇(のうほうじゅん)の部」で2番目に評価の高い優秀賞に選ばれた。「淡麗の部」でも「男瀧(おだき)」が入賞を果たした。民宿を営む伊藤兼彦さん(68)は16日、「努力が報われた感じがする」と笑顔を見せた。

 コンテストは11回目で、11日に行われた。濃芳醇の部には48銘柄、淡麗の部には49銘柄の出品があった。女瀧は女性にも飲みやすく甘口で、男瀧は男性向きのきりっとした味だという。アイガモ農法での自家製のコシヒカリとこうじ、近くの湧き水を使った。

 つたむらやは、08年にどぶろく造りを始め、民宿では食前酒として提供。年間約700リットルを製造し、販売もしている。09年からコンテストに参加し、同年、男瀧が入賞を果たした。

 今回は、10度以下で熟成させ、通常の倍の2カ月かけて仕上げた。伊藤さんは「いい仕上がりだと思っていたが、まさか優秀賞に選ばれるとは」と驚いたという。

 木曽地方では木曽広域連合が06年、どぶろく特区に認められ、民宿などで「木曽どぶろく研究会」を設けた。現在は民宿7軒が加盟し、質の向上に努めている。

 伊藤さんは「これで十分というどぶろくにはなっていないので、さらに研究していきたい」と話した。

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